トリートメント?コンディショナー?リンス?何がどう違うの?昭和生まれに教えて!

トリートメント、コンディショナー、リンスってあるけれどその違いって何なのか疑問に思ったことはありませんか?

昭和生まれだとトリートメントやコンディショナーよりもリンスの方が最初はなじみが深かったな~と思います。

トリートメントやコンディショナーは結構新しい感じがするんだけどどうなんだろう?

などと色々と思いを巡らせるうちに今回はその3つの歴史や違いなんかを調べてまとめてみました。お暇なら読んでみてくだせー!

リンス:髪をすすぐことから生まれた

  • 歴史: シャンプーが石鹸をベースとしていた時代、洗浄後のアルカリ性の髪を中和するために、酸性の水溶液ですすぐ習慣がありました。このすすぎ液がリンスの起源です。レモン汁や酢などが使われていました。
  • 働き: 主に髪の表面をなめらかにし、静電気を抑える効果があります。キューティクルを整え、指通りを良くするといった役割が中心でした。

コンディショナー:リンスの進化形

  • 歴史: リンスの機能をさらに発展させたものがコンディショナーです。リンスが主に髪の表面に働きかけるのに対し、コンディショナーはより多様な成分を含み、髪の内部まで浸透し、保湿やダメージケアを行う製品へと進化しました。
  • 働き: 髪の表面をコーティングし、水分を保持することで、髪のパサつきを抑え、ツヤを出します。また、一部の製品は、熱から髪を守る効果や、カラーの色持ちを良くする効果も期待できます。

トリートメント:集中的なヘアケア

  • 歴史: より高度なヘアケアを求める声に応え、登場したのがトリートメントです。髪へのダメージを補修したり、髪質改善に特化した製品が多く、美容室でのトリートメントメニューも人気を集めています。
  • 働き: 髪の内部まで深く浸透し、損傷したキューティクルを修復したり、髪の内部構造を補強したりします。種類も豊富で、ダメージヘア用、カラーヘア用、パーマヘア用など、髪質や悩みに合わせて選ぶことができます。

まとめると

リンス : 髪の表面をなめらかにし、静電気を抑えてくれ、シャンプーのすすぎ液が起源

コンディショナー : 髪の表面をコーティングし保湿して、リンスの機能を進化させたもの

トリートメント : 髪の内部に浸透し、ダメージを補修し、より高度なヘアケアを求めて開発

って感じになります。

でも今って、トリートメントだけどコンディショナーの役割も入っているなんてこともありますよね。

ということは、それぞれの境界線が緩やかになってどっちでもいいっていう状態なのかな~。

現代のヘアケア製品

現代では、リンス、コンディショナー、トリートメントの境界線は曖昧になりつつあります。多くの製品が、これらの機能を複合的に持ち合わせています。例えば、リンスとコンディショナーが一体になった製品や、トリートメント効果のあるシャンプーなども登場しています。

選び方と使い方

  • 髪質: 乾燥しやすい髪、ダメージヘア、カラーヘアなど、自分の髪質に合った製品を選びましょう。
  • 悩み: パサつき、広がり、切れ毛など、自分が抱えている髪の悩みを解決できる製品を選びましょう。
  • 使い方: 製品に記載されている使用方法に従い、適量を髪に塗布し、数分置いてから洗い流しましょう。トリートメントの場合、週に1~2回程度の使用が一般的です。

まとめ

ヘアケア製品は、時代とともに進化し、多様化しています。自分の髪質や悩みに合わせて、最適な製品を選び、美しい髪を保ちましょう。