白髪染めをした後、毛髪や頭皮に優しいシャンプーを使用していませんか?それ、ちょっと気を付けた方が良いかも?!そのワケをつらつらと書いていきます。
何で気をつけないといけないのか4選
1 : 洗浄力の不足
オーガニックや無添加、天然成分、植物性、アミノ酸系、ベタイン系のシャンプーは、一般的に洗浄力が穏やかです。これは、頭皮や髪に対する刺激を最小限に抑えるためですが、白髪染め後の髪には十分な洗浄力が必要です。白髪染めの後は、染料や化学物質が髪に残っていることが多く、これらをしっかりと洗い流すためには、ある程度の洗浄力が求められます。洗浄力が不足していると、染料や化学物質が髪に残り、頭皮の健康を損なう可能性があります。
2 : 色落ちのリスク
マイルドシャンプーは、洗浄力が穏やかであるため、白髪染めの色を長持ちさせる効果が期待されることがあります。しかし、実際には、これらのシャンプーが髪のキューティクルをしっかりと閉じることができない場合、染料が髪から流れ出やすくなり、色落ちが早まることがあります。特に、アミノ酸系やベタイン系のシャンプーは、髪に優しい反面、染料の保持力が弱いことが指摘されています。
3 : 保湿成分の過剰
オーガニックや無添加のシャンプーには、保湿成分が豊富に含まれていることが多いです。これらの成分は、髪や頭皮に潤いを与えるために有益ですが、白髪染め後の髪には逆効果となることがあります。過剰な保湿成分は、髪の表面に膜を作り、染料の定着を妨げることがあります。その結果、染料が髪にしっかりと定着せず、色落ちが早まる可能性があります。
4 : 頭皮の健康への影響
天然成分や植物性のシャンプーは、頭皮に優しいとされていますが、すべての成分が頭皮に適しているわけではありません。特定の植物成分やエッセンシャルオイルは、敏感な頭皮に刺激を与えることがあります。また、無添加シャンプーは防腐剤が含まれていないため、使用期限が短く、保存状態によっては頭皮に悪影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
白髪染め後に「頭皮や髪に優しい」タイプのマイルドシャンプーを使用することには、いくつかのデメリットがあります。洗浄力の不足、色落ちのリスク、保湿成分の過剰、頭皮の健康への影響、そしてコストパフォーマンスの問題が挙げられます。白髪染め後の髪には、適度な洗浄力と保湿力を持つシャンプーを選ぶことが重要です。これにより、髪の健康を保ちながら、染料の色持ちを良くすることができます。
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